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人は、何に対して笑うのだろう。何を、どういう基準で笑えるのだろう。 と、いう事をグルグル考えて、最近寝つきが悪かった。 好きなお笑い芸人のビデオをみてゲラゲラ笑っている自分。 「これ、日本語が分からなかったら笑えないだろうなぁ」と思った。 私が、1歳児だったらちっとも面白くないだろうなぁ。 そして、笑いの事を考えているうちに、言葉についても考え出した。 「お前、嫌い」って無表情で言われても、それがインドネシア語だったら傷つかないのかもしれない。言葉ってなんだ?言葉に意味なんかあるんか? そして、言葉のことを考えているうちに、感情についても考え出した。 言葉の捕らえ方によって、感情だって180度変わってしまう。 感情は、自分に根ざしたもっとも素直で、リアルなものだと思っていたのに違うのだろうか? じゃあ、一体自分の生の感覚ってどんなんだろう? 「痛い」とか「気持ちよい」とかそういうものなのかなぁ。 痛さを気持ちよさに変換する事は往々にしてあるけれど、それは独立した感覚ではなく、脳によって、知識を用いてつなげられた「感覚」。 独立した、個々の感覚をどこまで感じられるかが、今の自分に大切なのかもしれない。 頭なんか使わずに、知識も経験もどうでも良い、もっとエゴに満ちた、よわっちい感じでいろんなものを捕らえて生きたい。 そうやって、話はズレ、ズレまくり、何が言いたいのか分からない文章を書く事が気持ちいいなぁー。
by kingyonoosasimi
| 2006-04-21 21:40
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